◆道徳の目的はただ一つです。

 価値の主体的自覚

 です。

◆教材の持っている価値を自分の中に取り入れること。

 取り入れるような「自覚」をもてるかどうか、に授業がかかっています。

◆そのために次のような方法をとっています。

 ①教材文を読む。(範読する)  ゆっくり、ていねいに、感情をこめて。

 ②子どもたちは感想を3,4行で書く。

 page001
◆3,4行なので、子どもたちの抵抗がありません。

 しかも、驚くことに、この方法をとってからはずばりと「教材の価値」を

 書いてくるようになりました。

 長く書かせると、まず「あらすじ」を書いて、「楽しかったです」で終わり。

◆短く書くことで、この教材でいいたいことは何かを自然に考えるのですね。

 「思い切って声をかけた白杖の人に」では、「私もこういう人を見かけたら

 恥ずかしいけど勇気を出して声をかけて手伝ってあげようと思いました。」

 という感想を書いてきました。

◆「誰がでてきましたか」「それからどう思いましたか」などの細かい指導は

 いりません。子どもたちは1回読むだけで、「価値」を読み取ります。

 それはどんな教材でもそうです。すぐ、感想を書かせるだけです。

③感想を班でひとりくらい(クラスで8人くらい)発表させます。

 たいてい、同じような感想が並びます。

④次の教材を読みます。同じように、読んだら感想を書かせます。

◆1時間に2つか3つの教材を学ぶことができます。

 「教材の価値」は子どもたちはすぐにわかります。

 子どもたちを信じてください。

⑤「後の子は先生が読ませてもらいますから、プリントを集めます。」といって、

 集め、なるほどとおもうところに花丸を書いてあげれば、OKです。

 時間もたいしてかかりません。

 花丸をつけたら、後ろに大型クリップでとめて「道徳コーナー」として掲示します。

◆実物を追加しました。
道徳の感想


小学校教育 ブログランキングへ インターネット学習塾「ショウイン」 ドラゼミ 野草専科 ECCウェブレッスン