何回も言いますが


◆子どもたちを毎年見ていて、学力を伸ばしたいと
 切実に思います。
 戦後、日本人の「学欲」(学習意欲)は
 世界最高水準だったといいます。


◆しかし、物が豊かになり、生活が便利になるに
 つれて、逆に「学欲」は下がり、同時に
 「学力」も下がってきたのだといいます。
 (「学びから逃走する子どもたち」佐藤学著
  岩波ブックレット)
 私もその通りだと、思います。


◆では、「学力」とは何でしょうか。
 私は「生きる力」=「積極的な知識欲と知恵」
 だと思っています。
 「知識」そのものでなく、それを求めようとする力
 「学び方」といってもいいし「知恵」(考える力)
 「学欲」=「学力」といってもいいでしょう。


◆しかし、この基本中の基本は「物をそろえること」です。
 学欲があれば、教科書は忘れないはずです。
 筆箱の中身はきちんと整っていて、鉛筆もけずってある
 はずです。
 学校で鉛筆削りはいらないほどに。
 こういった基本中の基本は1年生の初期のうちに「しつけ」
 として教えられてきたはずです。


◆物は与えないこと。最低限しか与えないこと。
 整理とは決まった置き場所を決め、そこに「すぐ」もどすこと。
 明日の予定を確認し、体操着や教科書をそろえ、できればさらっと
 読むこと。
 これだけのことで、きっと「学力」は伸びていくのだと
 教職31年の経験からはっきりと言えます。


◆宿題は「学年×10分」音読をして、教科書をおさらいして
 練習問題を確実に解く。この程度のことでいいと思います。
 しかし、それさえできていない子も中にはいます。


◆最高学年にもうじきなります。
 あと1年で、乗り物は大人料金です。
 幼稚さを排除し、知的欲求を高めていい年頃だと思います。


◆何回も言いますが、「物をそろえること」から始めましょう。
 人は「知的」になれば「非行」「いじめ」からも遠ざかります。


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