◆学年会がなかなかもてない。時間がない。

 週日課に学年会が位置付けられていない。

 これは教務の責任です。

 そこで、朝や夕の打ち合わせ時あるいは昼休み、あるいは5時過ぎに

 学年会を持つことになります。

 話し合うことがなければ、「なし」で「学級事務」の時間にしましょう。

◆まず、学年主任が「学年会で決めること」をメモします。メモでいいです。

 学年分コピーしてメンバーに渡します。

 これは話をそらさないためのものです。

 ともすれば「〇〇君がどうのこうの・・・」と始まると、話し合う時間はありません。

 もちろん、〇〇君について話し合っていけないということではありません。

 要は優先順位です。

◆そして、短時間でメモにそって、決めなければいけないことを決めていきます。

 このとき、学年主任は「〇〇はどうしようか」では

 だめです。

 「〇〇はAの方法か、Bの方法でやろうとおもって
  いますが、いかがですか」

 と、提案します。もう50%きまっているわけです。

  「どうしようか」は0%です。

◆これは職員会議そのほか、ビジネスでは当たり前のことですが、町内会の話し合いなどは

 「どうしようか」つまり0%からはじまるのでなかなか決まらず、ストレスがたまるわけです。

◆時間は無限ではありません。有限です。

 生きている間が「時間」なのです。

 一分、一秒の積み重ねが人生なのです。


小学校教育 ブログランキングへ