保護者のクレームに対処する方法 その3

◆「クレーム」は宝物 とよく言われます。

それは、学級経営、学校運営のまずさを指摘しているからです。

ですから、ありがたく受け止め、「改善」の糸口としましょう。

もちろん「理不尽なクレーム」もあります

「うちの子にサッカー15:00からだと言うの忘れたから言ってください」

「クレーム」というより「常識のなさ」

何度も言っているように「教師はサービス業」です。

「わかりました。子どもにそう伝えます。」(このやろうと思いつつ)

「学校外の自転車で追いかけっこをして転んでけんかになって殴り合いになったので

 どうしたらいいですか」

「学校外のことは双方でご相談ください」これが、正論なのです。

しかし。その仲裁を学校に求めてきます。

最後には「学校は何もしてくれない」となります。

当たり前です。学校外のことに口を挟んではいけないのです。

弁護士がそういうのですから、本当です。

しかし、現状は違います。この「学校外」と「学校内」との違いは

法的に全く違うことを保護者は認識していません。

ここに「ギャップ」が生ずるのです。

担任は「24時間営業」です。それが保護者のとらえ方です。

担任は「8時間勤務」これが本来です。病気のお見舞いに行ったり、万引きの解決を

したり、これは「サービス」です。これらの問題を抱えたまま本来の「授業」をしなくて

はなりません。 「授業」こそ、仕事の中心であるはずなのにです。

今のところの解決策はありません。

行政が「学校カウンセラー」あるいは「学校トラブル担当」を配置し、問題解決にあたる

のが最善だと私は思っています。
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