宿題は「効果」があるのか  その5


◆結論 「やらされる宿題は効果なし」


     「自分でやる積極的宿題は効果あり」


◆人間は単純作業を嫌います。


 ドリル。これは単純作業です。
 
 たとえばドリルを解いていくとその答えの数字のところを塗ると


 「絵が浮かび上がってくる」ような


 ゲーム的要素を加えるだけで、単純作業が「建設的作業」に変わります。


◆このように、ドリルの最後に「マス目の妖怪ウオッチ」でも浮かび上がる工夫が


 あれば、子ども達の意識は変わるでしょう。


 こういう工夫をドリル制作者にはお願いしたいですね。


 あるいはエクセルでプリントを作ってもいいでしょう。



◆子どもは「遊びの天才」と昔は言われました。


 自分たちで遊びを工夫してルールを作り、遊び仲間を増やしていきました。


 今、ドッチボールやけいどろ(どろけい)しかやらない子ども達をみると


 「子どもは遊びの天才」という言葉は死語になってしまったかのようです。


◆宿題はあるものという発想をまず、変え、本当に「効果」のあるものに


 変えていく工夫。それが今の若い教師の発想にゆだねられています。

 

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