個に応ずる学級経営十か条  その12

第10条 足を引っ張らない職場の雰囲気を作る

1 学級便りを回覧なしで自由に出せる雰囲気。

2 宿題の量がクラスごと違っても別にどうということない雰囲気。

3 臨機応変に特別教室の空きの関係で時間割を変更できる雰囲気。

4 職員室でお菓子を食べていても(もちろん下校後)和気あいあいと

  話せる雰囲気。

5 自分の授業案で他のクラスも同じ流れでやってみて研究できる雰囲気。


◆私の勤めた学校はほとんどが上記のような「雰囲気」の学校でした。

 だから、楽しかったのです。子供達も、学年も。教師の「個」も生かす。

 しかし、聞くところによると「学級便りは出さないようにしましょう」

 とか「宿題は学年で統一しましょう」とかそういう学校があるらしいですね。

 「ひどい」としか言いようがないと私は思います。

テストなども4月に決めないで前年度のうちに教務主任が頼むところもある

 と聞きました。

 静岡県では議会でこの問題が取り上げられましたが、実情はどうも

 変わっていないようです。

 これなどは最もひどい例ですが。独占禁止法違反です。


 自分たちの丸付けがしやすい、子どもが使いやすいのを選びたいですよね。




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