自腹で買った本こそ値打ちのある本になる

 

1 図書館で読む本には「アンダーライン」を引けません。

 

  もちろん、逆の発想として「アンダーラインを引いてもいい」となれば

 

  そこを読めばポイントがつかめる、ということも言えます。

 

  しかし共感するところが「人によって違う」ので必ずしもアンダーラインを

 

  引いたところがポイントかというとそれは違います。

 

2 ところが自分で買った本には自由に「アンダーライン」が引けます。

 

  あとで「読書日記」をつけるときにはそこを書けばいいのです。

 

  「自腹で買う」というのと「借りて読む」というのは雲泥の差があると

 

  思っていいです。

 

3 だから私は子どもたちに「お年玉で1冊、本を買いましょう」と言い続けて

 

  きました。もちろん、「調べ物」をするには図書館は便利ですが、自分の

 

  買った本は心に残るのです。

 

4 最近はKindleなどの電子本もありますが(私も使ってはいます)やはり

 

  アナログにはかないません。「しおり」を挟むと「ここまで読んだな」とい

 

  うのが単なる棒のシグナルでなくてわかりますし、1冊を読破した時の

 

  充実感がデジタルとは比べものになりません。まあ、旅の友にはいい。

 

  「たくさんの本を持ち歩ける」という利点はKindleにはあります。

 

5 お年玉で「本を1冊、買いましょう」と投げかけましょう。たいていの

 

  子が「貯金する」というでしょうが「貯金」は「金銭教育として最低」

 

  です。(特に今の時代は)自分への「投資」の意味を伝えるのです。

 


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