時間の使い方の上手い人

 

1 印刷室は1階にあることが多いと思います。

 

  今や「輪転機」という時代ものを使っているのは学校だけと

 

  聞きました。どこの企業もコピー機が当たり前だそうです。

 

  それはさておいて、1階に職員トイレもあるのではないでしょうか。

 

  つまり、何か印刷したい時は4階(おそらく高学年)の教師は1階まで

 

  降りるわけです。ですから、ついでに用事をメモに書き出して

 

  1階に降りるとそれだけでも「時間節約」になります。

 

2 時間の使い方の上手い教師は細切れの時間をつないで仕事をします。

 

  10分休みが2回、15分あるいは20分休みが1回あります。

 

  これで40分です。40分でも本読みカードの判子打ち、ノートのチェック

 

  くらいはできます。月曜日は何、火曜日は何と決めておくといいです。

 

3 昼休みは子どもたちと遊ぶ時間として、帰りの会から会議までの時間。

 

  帰りの会を30秒で終わらせればかなりの時間が取れます。

 

  「一日の反省」「今日は〇〇くんが・・・」時間の無駄です。

 

  僕の場合は「先生のお話、気をつけて帰りましょう」

 

  「椅子の整頓、さようなら」

 

  で、10秒くらいですから学校中で大抵一番でした。笑。

 

  会議までの時間子どもたちが2時40分に帰った日は3時半まで

 

  50分の学級事務時間が取れます。

 

  このようにして、「時間を生み出す」のです。

 

4 長々と説教たれても人間は変わりません。

 

  ビシッと、叱るなら1秒。本気で叱ることが大切です。

 

  一番大切な「学級事務」が日課の中に位置付けられている学校は

 

  ほとんどありません。単学級の時は午後の時間はほとんどが

 

  学級事務ですから、大変、「ゆとり」がありました。

 

  こちらもゆとりがあれば、保護者も子どもも「ゆとり」が生まれます。

 

  そこでは居心地がいいので7年も勤務させてもらいました。

 

  教務主任には「学級事務こそ大事」と念を押しました。

 

5 再度言います。時間は作るものです。

 

  時間は有限で、一番大事だからこそ、時間管理のできる人が

 

  仕事ができる人なのです。

 


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