やめてみて初めてわかる教師の優遇措置

 

1 現役の頃、「仕事は?」と聞かれて「小学校の教員」と答えると

 

  相手の方は一瞬、「身構える」んですね。「先生か」と。

 

  なぜかわかりませんが、教員は好かれていないようです。

 

  「会社員」と言えば、普通に気兼ねなく話しができるのに、

 

  向こうの態度が急変するのがわかります。

 

2 しかし銀行に行くと「教員」と言えば「優遇」されます。

 

  お金もすぐに貸してくれます。審査などあって無きが如し。

 

  カードも「ゴールドカード」ならすぐに作れます。

 

3 退職すると、途端に「世間の目」は違います。

 

  「塾の先生」というと、「身構えること」はないです。

 

  普通の「会社員」と同程度になります。

 

4 しかし、カードの審査は厳しくなります。

 

  普通のカードは作れますが、塾の教員は「ブラックカード」などは

 

  到底、作れません。「プラチナ」も難しいです。

 

  銀行もお金を貸してくれません。

 

5 それだけ「教師」というのは社会的信頼度というか、給与が高い

 

  のです。(組合にいた時は「ワーワー騒いでいましたが」笑)

 

  ですから、もし「退職間際」の人がいましたら、また、将来設計を

 

  考える上で、考慮しておくといいなと思うことを7つあげます。

 

   住宅ローンは退職前に完済できるようにローンを組むこと

 

・車のローンなど高額品も教員をやっているうちに完済すること

 

・子どものいる家庭は「学資保険」などの貯蓄付き保険に生後すぐに

 

 入ること。その時の額は一人につき500万円。月々と、ボーナス併用

 

 払いにすること。500万などすぐになくなりますから。

 

・カードは退職すると作れなくなるので、ローンカードも含めて退職前に

 

 たくさん作っておくこと。限度額が500万から退職後は50万にまで

 

 10分の一になります。

 

・年金をあてにする生活は今後考えられないので、それまでに少なくとも

 

 退職金と同額のお金を用意しておくこと。(公務員の許される範囲の副業で。)

 

・冠婚葬祭は、結構大きい額になるので、できるだけ遠慮して出費を減らすこと

 

・タワーマンションは維持管理費など結局、家賃分くらいかかることを考えて

 

  購入すること。1戸建ての方が絶対に安い。
 


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