子どもの筆箱の七つ道具

 

1 鉛筆5本。

 

  いずれも2B。シャープペンは禁止。(理由は既報)

 

  2Bは筆のように、筆圧がそのまま出ます。

 

  「止め、はね、はらい」が一目でわかります。

 

  子どもたちは鉛筆の種類を知らない子が多く、鉛筆の授業を一度、

 

  やっておくと、なぜ2Bなのかを納得します。

 

  2H,H,F,HB,B,2B,3B,4B・・・・Hは製図用。4Bや6Bはスケッチ用などと

 

  用途が決まっていることを教えるのです。

 

  シャープペンについては既報ですので、「論外」です。

 

  頭のいい子は筆圧が強く、「濃い」です。

 

2 赤サインペン1本 

 

  赤鉛筆は炭素が入っていないため、ぼきぼき折れます。

 

  ですから、赤のサインペンがいいです。ボールペンは細すぎます。

 

3 消しゴム1個

 

  無地の消しゴムあるいはカドケシ。匂いのするものや、キャラクター物など

 

  は授業の邪魔。できるだけ、シンプルに。こういうところができる子とできな

 

  い子との差になってあわられます。必ず、真面目な子は「無地」です。

 

  消しゴム1個を侮ってはいけません。

 

4 ミニ定規

 

  計算の時に使います。筆箱に入る大きさで。

 

  これを使うと、正確さが増します。

 

5 マーカーペン

 

  大切な語句、事項に印をつけたり、囲んだりします。

 

  子どもたちは大変好きで何本も用意しますが3本でいいです。

 

  赤、青、緑の蛍光マーカーペンがいいでしょう。

 

6 ネームペン黒

 

  上靴、ノートなどすぐに薄くなってしまいます。ネームペンも

 

  粗悪なものはすぐに書けなくなるのでいいものをもたせましょう。

 

7 付箋紙

 

  ポストイット®などのしっかりしたもの。辞書を引いたら、貼らせます。

 

  辞書に付箋紙がだんだん増えてくると楽しみになり、よく引くようになり

 

  ます。


小学校教育 ブログランキングへ