エントロピー増大の法則
 

1 物事は徐々に拡散してバラバラになっていく傾向があります。
 

  子どもたちは最初、授業の始まりや新学期の始まりは
 

  きちんと自分の席に座っていますが、そのうちに一人たち、
 

  二人たち、徐々に散らばって行きます。
 

  休み時間は完全に解き放たれた「エントロピー最大値」の状態
 

  ですね。
 

2 しかし、この法則を知っていると、知らないとでは子どもに
 

  対する対応が全く違います。
 

  子どもというのは「だんだん散らばっていくものだ」と構えられ
 

  るようになるのです。教師に心のゆとりができます。
 

  「なんで、座ってないの!」と怒らなくていいのです。
 

  「そういうものなのだ」と思うのと怒るのとどちらがいいかは
 

  自明の理。
 

3 全て、この世は自然の法則があります。
 

  ぜひ、それらの根本を学んで欲しいと思います。



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