成績付けは1日でしましょう

1 3学期制のところは今がかきいれ時。

  まさに「師走」ですね。

  成績は既報ですが、子どもが書いた反省をそのまま、教師の言葉に

  直して書きましょう。

  「文例集」など、必要ありません。

  成績は絶対評価と言いつつ、現状は違いますから

  学年で合わせれば管理職からは文句が出ません。

  だいたいAが30人学級で一桁。

  Cが3〜4人。あとはB。

  これだけ、揃えておけば、だいたい大丈夫。

  結局「到達度評価」など、現状では無理なのです。

  なぜかわかりますね。

  「全員進級、進学」

  だからです。

  「落第」があれば「絶対評価になります」が、そうではないので

  「相対評価なのです」

2 一番楽な付け方は名簿のテストを見て100点に赤丸をつけていきます。

  赤丸の多い子は上から5人はAです。

  6人目から7、8人目くらいは少し、性格、行動も考慮して考えます。

  50点以下の子に青丸をつけていきます。

  下から2、3番の子はCです。

  この「カンピュータ」はすごく正確です。

  「コンピュータよりも総合的な判断ができる」からです。

3 これで、所見も評価も1日でつきます。

  私はそうして来ました。

  間違いはありません。

  ちなみに、全ての点数をノートまで発表まで点数化してパソコンに

  打ち込み、成績処理ソフト(テストに無償でついてくるもの)

  (「ひまわりくん」が優秀)で集計すると「カンピュータ」と

  違いはありません。

  何をみんな苦労しているのかと思うと

  「所見」なのですね。

  子どもの「今学期の各教科の反省」を写せばいいだけなのに。

  何も考えることはありません。

  そしてこれがそのまま、敬体を常体に変えて「指導要録」に使います。

  ですから「冬休みに指導要録を書きます」

4 そして、指導要録まで終わって清々しく新年を迎えるというわけです。

  指導要録の「下書き提出がある」って?

  そんなの構いません。

  下書きを出しても別に直しません。

  結局誰も読みませんから。

  中学へ、要録のコピーが行ってもよほどのことがない限り

  読みません。そういうものなんです。

  だって「開示前提」でみんな書いていますから「いいことしか」

  書きません。役に立たない文書の頂点が「指導要録」なのです。