あなたの時給はいくらですか

1 ボーナスが出て、一息ついている時だと

  思います。

  ところであなたの「時給」はいくらですか。

  すぐに答えられる人はおそらく学校で一人、いるかいないか。

  私の場合は三千円でした。

  もちろん、ボーナスを入れて、税抜き、手取りの金額です。

2 つまり、「あなたは時給三千円に見合う仕事をしていますか」

  と言いたいのです。

  ファミレスの人は時給800円から1000円(地域により差があります)

  その3倍もの金額を受け取っているのです。

  銀行は「教員」というだけでお金を貸してくれます。

  ゴールドカードもすぐに発行してくれます。

  主婦は発行してくれません。

3 もちろん、公務員の賃金は残業代は大昔の調整手当4%で

  ごまかされています。

  スト権も剥奪されています。

  保護者の理不尽な要求。次々と丸投げする政策。

  障害児の増加と受け入れ。

  本当に心を削るような毎日です。

  ストレスを抱え、精神科に通っている教員も多いことでしょう。


4 しかし、あなたは幸せです。

  とりあえず、毎月「給料」が入り、「時間休」が取れ、

  ボーナスは額面100万(実際は70万だとしても)受け取り

  暮らすことができるのですから。

  教員でなくなった時から、現実を知ることになります。

5 教員の「経済観念」はゼロに等しいと私は思います。

  暗号通貨をどれだけの教員がその仕組みまで知って

  いるでしょうか。

  あと10年で、現金がなくなり「暗号通貨で給料配布」かも

  しれません。すでにバイト代を「ネム」という通貨で払っている

  ところを知っています。

6 時代の最先端を知らなければいけない教師たるものが

  経済観念ゼロではどうしようもありません。

  あなたの時給を計算してみてください。