自分を高めることを意識していますか

1 「心・技・体」とはよく言われる三要素です。

   心を整え、技を磨き、体を鍛える。

   この中で一番教師として、重要なのは何だと思いますか。

   それは「心」つまり「マインドセット」です。

2 自分の方針がしっかりしている人は「ブレません」

  ところが、校長の意向に左右されたり、主任に気を使ったり

  一番、重要なのは「来年度、誰と学年を組むのか」ということでは

  ないでしょうか。

  それによって、「楽しい一年」になるか「嫌な一年」になるかが

  決まってきます。

  特に、「融通のきかない人」と学年を組むと、大変です。

  つまるところ「人間性」

  学級経営も「人間性」なのです。


  「人間性」はその人の過去の歴史によって成り立っています。

  そこに子どもたちは「魅力」を感じるのです。

  これは3日間で、決まります。わかります。

  子どもは「この先生となら、1年間頑張れる」

  「この先生とは適当にしよう」

  「この先生とは馬が合わない」(波長が違う)

  すぐに見抜きます。

3  「波長があう」

   と、よく言いますね。

   その人の持っている「波長」があるのです。

   「波長が合えば」うまく通じます。

   「合わなければ」通じません。

   保護者も同様です。

4  今まで述べたことは全て教師の「人間性」にかかっています。

   器の大きさにかかっています。

   器の小さい、本当に小さい人がいます。

   そういう人がたまにですが、上に立つと大変です。

   校長室のドアを蹴飛ばしたくなるという人もいます。

   「細かい人」「どっちだっていいじゃん」

   こういう管理職、いませんか。

   「ここは一時下げて」「点を打って」「真ん中に寄せて」


   「どっちだって、読めるんだし、間違った言葉遣いじゃなし、いいじゃん」

   と思うことありますよね。

5  子どもに対してもそうです。

   細かいことをくどくどという人、いませんか。

   相手も器が小さいと両方で溢れ出て「喧嘩」になるのです。

   これは大人の世界でも言えます。


   「器」を大きくするつまり、「自分のステージをあげる」努力を

   していますか。

   美術館に行ったり、文学館を見たり、映画を見たりコンサートに

   行ったり、・・・自分に投資することは器を大きくすることなんです。

   そして、それが子どもに伝わるのです。

   「面白い先生」と映るのです。

   いろんな話題を知っていますから。