学級じまい

1 学級開きがあれば学級閉めもあるわけです。

  学級開きは「この学級を良いクラスにするぞ」という未来に向かっての

  ものでした。

  学級閉めも「次学年は良いクラスにするぞ」という未来に向かってのもの

  にするのです。

  決して「振り返って」はいけません。

  僕はいつも子どもたちに「後ろは崖だと思いなさい」と言い続けて

  きました。

  だから「振り返り」という言葉が大嫌いでした。

2 「振り返り」をしなくても新しいことを学ぶ中で必ず戻らねばならぬ時が

  あります。学問とは積み重ねですから、そういう風にできているのです。

  だから常に見つめるのは「未来」です。

  80代の人を相手にしているのではないんです。

  これからの日本人を相手にしているのです。

  「振り返るな」

3 学級閉めも振り返りません。

  一人ひとりが次学年に希望を持てるように、

  「次学年の自分」をイメージさせるのです。 

  「どんな自分になったのかを◯年生(次学年)を書きましょう」