次年度の担当学年をすでに知っていますか?

1 昔は4月1日まで「秘密主義」で担任発表がなされました。

  ドキドキしたものです。

  「何年生担任か」、よりも「誰と学年を組むのか」の方が重要です。

  つまり学年スタッフはそれほど、重要なのです。

  だから、今では3月中に「担任を発表」するところも多くなりました。

  そのほうが「心の準備」ができるからです。

  いいことだと思います。

  何も4月1日まで秘密にしておく必要など、どこにもありません。

2 「誰とやるか」

  これが最も重要だと言いました。

  特に「学年主任は誰か」です。

  嫌な学年主任だと1年間は悲惨な1年を送らねばならないからです。

  学年主任というのは「連絡役」にすぎません。

  もう一つ重要なことは「器の大きさ」です。

  「器の小さい人」が学年主任だと大変です。

   何かやろうとしても「学年で揃えてくれないとダメ」とか

   「なんでも同じにしよう」とするからです。

   教師にも「個性」があるのです。

   自由を奪うものは敵です。

   「本読みカードを学年で揃えましょう」とか

   「進度を揃えましょう」とか

    どうでもいいじゃんということが、「器の大きさ」に関係します。

3  これはもちろん「管理職」にも言えます。

   「器の小さい人」いるでしょう。

    細かいことをぐちゃぐちゃいう人。

    蹴飛ばしたくなりますよね。笑。

    「よし、責任は俺がとるから、やれ!」という上司。

    これが後輩を伸ばす上司です。

     「器の大きさ」は本当に「学年経営」に関係してきます。

    3月中に、あるいは4月のまだ子どもがこない時期に「食事会」を開き、

    学年の和を作っておきましょう。

    いいですか、学年主任や上司の条件。

   「器の大きい人であること」