黄金の三日間を無視しよう!

1 新学期の初めの三日間を「黄金の三日間」と言います。

  何事も最初が肝心。

  この間に「学級のシステム」や「学級の方針」や「授業のやり方」を

  子どもたちに示し、導いていきましょう、というのが

  「黄金の三日間」です。

2 僕が目指すのはそんなことよりも「 関係性の構築」(リレーション)です。

  それも自然な関係性。

  まずは「自分を語る」「共通点を見つける」「褒め合う」

  この三つから、やります。

  「学級経営の基盤」を強固なものにします。

  係り決めや、授業のルールや、学級目標は後でいいです。

  それは「授業をやりながら」染み透るように、ルール化していきます。

  決して、押しつけでなく「引き出していい評価を(褒める)与える」

  それがルールとなります。こちらからは示しません。

3 だから「賛成の時はチョキ」「反対はグー」をあげましょう、などという

  作られた「ルール」は僕はやりません。

  「ルール」を作っていくのです。

  「価値付ければ、それがルールになる」

  そのことの重要性を(引き出す・・・コーチング)認識している教師は

  まだまだ少ないです。

  いかにも急いで「3日のうちに」なんてやめましょう。

  六月終わりまでの3ヶ月をかけてじっくりやりましょう。

  もうティーチングの時代ではないです。

  コーチングの時代です。