ゴールデンウィークに学校に仕事に行くな

1 だけど、行かないとやりきれないほど、仕事が

  たまっているんだもの。

  わかります、その気持ち。

  早く終わって、すっきりさせたい。

  でも、それって、どうしてもゴールデンウィークに

  休日返上してやること??

2 仕事のできる人は「休み方」も上手。

  メリハリがついています。

  「休むときは休む」

  でも、ただ「休む」のではなく「自分を高めるような休み方」を

  します。

  湖でカヌーに挑戦してみる。

  箱根の関所は本当にどんなところか、抜けられなかったのか

  行ってみる。

  モネはなぜ、睡蓮の絵が好きだったのか、美術館に行き

  考えてみる。

  「自分を高める休み方」

  をするのです。

3 すると、例えば朝の会の「先生の話」でそのことを話すのです。

  子どもたちは今までとは「違う世界」の話に耳を傾けます。

  もちろん、「話術」もいるでしょう。

  しかし、観たこと、聴いたこと、あたかも目の前に「睡蓮」が

  現れるかのように話すのです。

  子どもたちはこんな先生の「無駄話」をよく覚えているものです。

  大人になって、「本物の睡蓮」に出会った時、「あ!そういえば」

  と思い出すのです。

4  そのためには「ゴールデンウィークに学校に行ってはいけません」

  結局、残るのは「先生の人間性」なのですから。