やらないことを決めることが戦略の重要なこと

1 時間は有限です。

  やることはたくさんあります。

  付箋紙が机の上にいっぱい貼ってある人、いませんか。

  付箋紙が、一つずつ、剥がれていくのが楽しみなのでしょうか。

  そんなことはないはずです。

  優先順位をつけているのです。

  これはこれで、とても良い「効率化」の一つです。

2 しかし、この付箋紙の多さを見て、

  「仕事している気」になりませんか。

  そうではありません。

  本当は、書き出した付箋紙の中から

  「やらなくていいこと」を

  探すのです。

3 それは、きっとたくさんあるはずです。

  あるいは「自分がやらなくても他の人に頼む」という方法も

  あります。

  「やらなくていいこと」を「やらない」

  これで時間を生み出すのです。

  いや、そんなこといっても、「やらないわけにはいかない」

  と、決めつけていませんか。

  「大掃除」必要ですか。

  私は普段綺麗にしているので、必要ありません。

  というように「慣習」でやっていること

  ありませんか。

4  朝の健康観察を一人一人声に出して、その声の

  様子で、健康を診るということ、本当にしてますか。

  これは無駄なことです。

  「具合の悪い人はいますか」

  1秒です。
 
  もちろん、「声を出す」という目標でやる人もいます。

  しかし、それを朝の会の忙しい時間にやる必要が

  ありますか。

  1年生は、やるかもしれません。

  6年生でもやっているクラスを見たことがあります。

  驚きました。

5 「やらないことを決める」ことが

  時間を生み出すのです。