自由には自己責任がある


1 なんでも学校の責任になってしまったのは

  いつ頃からだろうか。

  教員が「訴訟保険」に入らなければならないほど

  「自己責任」教育がなくなっています。

  学校であろうと、木に登って、落ちたら、

  自分の責任でしょう。

  「学校の管理不行き届き」ですか。

  休み時間も、子どもについて、「安全」を見ていなければ

  ならない時代。

  これって、「おかしい」ですよ。

  普通じゃない。

2  しかし、今の時代はそうなってしまっています。

  朝の登校で、旗振りの指導に出て、車に引かれたら

  それは「教師の責任」ですか。

  子どもは自分で判断して「今、渡っていい時かどうか」

  判断力を「旗」が奪っているのです。

  子どもを見ていればわかります。

  旗を見て、車を見ていない。

  本末転倒。

  自己判断力、自己責任の力を大人が奪っているのです。

3 昔は自分で黄色の三角棒を持って、道路を渡ったものです。

  「自己責任教育」の欠如。

   土日の出来事、喧嘩も今や学校の責任。

   これは多忙の原因の一つにすぎませんが。

   それって、「警察の仕事」「親の仕事」でしょう。

   なんで学校に電話してくるのですか。

   学校は勤務時間が終了したら「ただいま、営業時間外ですので

   連絡は警察、または教育委員会へお願いいたします」と

   自動応答にしたらどうですか。

4  自由でした。昔はもっと、いろんなものが。

   しかし、それは「自己責任」だったからです。

   自由には責任が伴う。当たり前のことです。

   先生方、社会のマインドが狂ってきました。

   正常に戻しましょう。