成績を30分でつける方法

1 成績がなかったら、学校はどんなにか、楽しいところになるでしょう。

  だから、「通信表」は法的規制は何も無いのです。

  「通信表」を出さなくてもいいのです。

  しかし、指導要録を書くので、それに合わせて、ほとんどの学校が

  出しています。

2 しかし、大人になった皆さんは「小学校の時の成績」がいかに

  今は違うかが、事実として、あるのでは無いでしょうか。

  もちろん、だからと言って、「いい加減につける」わけでは決して

  ありません。

  しかしながら、将来を約束するもので無いことは、お分かりですね。

3 では、肝心の方法です。

  まず、テストの結果が集計されていることが、前提です。

  出ないと「説明責任」ができませんから。

  アカウンタビリティ。

  テストの結果を見て、(コンピュータに打ち込まなくても良い)

  100点に赤丸をつけて行きます。

  次に10点以下に青丸をつけて行きます。

  このようにすると、一目瞭然。

  赤丸のいっぱい付いている子は三重丸です。

  青丸がいっぱい付いている子は一丸です。

  ここで、およそ、三重丸は30人いたら5〜6人。

  一丸は2人から3人。

  一学期は「厳しく」だんだん増やして甘くします。

  でないと「伸びる子」になりませんから。

4 え?絶対評価じゃないの?と思うかもしれません。

  そうなのです。

  でも、絶対評価にすると、みんな三重丸になってしまいます。

  20人も三重丸、ということがあります。

  すると、教務主任から「何でこんなに付いているんだ」と

  訝しがられます。

  だから「絶対評価」と言いつつ、「相対評価」なのです。

  「学年でそろえなさい」という学校もあります。

  本来的には「おかしいのです」が、仕方ありません。

  三重丸  15〜20%
  一丸    5〜10%

  こうしておけば、無難です。

  最終的には30人学級で8〜9人が三重丸。

  1〜2人が一丸。

  こうしておけば、まあ、無難です。

  成績について、あれこれ悩む必要はありません。

  テストだけでなく、普段の態度や発表などを「カンピュータ」で

  分析するのが「一番」です。

  これで、30分もあれば全ての成績がついてしまいます。