教師のブラック労働の解消はまず「タイムカード」

1 ほとんどの学校では「タイムカード」が導入されていません。

  「自己申告」のところが大半ではないでしょうか。

  これは「統計」になりません。

  これを「統計」として発表されてはたまったものではありません。

  家での持ち帰り仕事や、「残業」ではなく、朝の「前業」は

  いつに含めればいいのでしょうか。

2 休日出勤ができなくなり、「前業」する人が増えていると

  聞きました。

  朝の4時に学校に来る人を知っています。

  夜の11時に退勤する人を知っています。

  あなたは「前業」何時間ですか。

3 教員は「残業手当」になじまないとして、4%の調整手当が

  出ています。

  しかし、これこそ「まやかし」です。

  何故なら「市役所」「県庁」全て「残業手当」が出ています。

  指導主事など「本業より残業手当の方が多い」と言います。

4 まず「タイムカード」を導入しましょう。

  厳格に、きちんと統計を取りましょう。

  ここから、「内部の改革」に着手するのです。

  タイムカードの機械など、安いものです。

  「予算がない」では済まされません。

  ブラックで死ぬ人までいるのですから「命の問題」です。

  中学校も「部活」を含めてきちんと「タイムカード」で統計を

  取りましょう。
 
  「自己申告」でなく、きちんとした「データ」がまずは

  必要です。「アンケート」ではなく「データ」です。

  これがあって初めて「説得力」が生じます。

5 少なく申告していた人も、きちんとタイムカードを押しましょう。

  印鑑の出勤簿は「廃止」しましょう。

  政府が「働き方改革」を本当にする気があるのなら(多分ない)

  タイムカードからです。