教員を退職する人へ 退職金の計算

1 60歳定年が75歳定年へ延長されようとしています。

  60歳から「再雇用」でいまも働いている人はたくさんいます。

  しかし、残念ながらその待遇は「いい」とは言えません。

  「働き方改革」というのは綺麗事の言葉です。

  「死ぬまで働け」ということです。

  「年金もらうな、医療費、介護費、年金の給付のための措置」

   なのです。

2 退職金も年々、減らされています。

  10年前はおよそ教育公務員であれば「3500万円」あったものが

  今は2500万円です。(地方自治体によって違います)

  そして、来年はもっと減って2000万円です。

  おそらく数年のうちには2000万を切ると思います。

  事務の方に聞いてみましょう。

  「私はいつ辞めたら、一番多くの退職金をもらえますか」と。

  それは60歳ではなくその数年前です。

  僕の場合は57歳でした。

3 いつ辞めるかで200万円くらい違ってきます。

  これは非常に大きいです。

  下手すると1年間、タダ働きということもあり得ます。

  ですから、一度退職を控えている人は(50台を過ぎたら)

  「いつ、いくら」を事務の方に計算してもらいましょう。

  そして「年金の支給を遅らせると多くもらえる」という

  計算誤認をきちんと計算してみてください。

  ただしあなたが「何歳まで生きるつもりか」を

  考慮しないといけませんが。笑。