「二宮金次郎」史実を曲げてまで載せるのはなぜ?

1 2018年10月8日付けの朝日新聞は「二宮金次郎」の道徳の教科書への

  取り上げ方が載っていました。

  二宮家の現当主、二宮康裕さんがため息をついているそうです。

  それは道徳の教科書が「史実と違う」からです。

  金次郎が読み書きを学んだのは10代後半。

  少年期に村人にわらじを作ったとされていますが、これも怪しいそうです。

2 つまり道徳の教科書は「二宮金次郎」と言う「物語」であって

  「二宮金太郎」でも「二宮次郎」でもなんでもいいわけです。

  読書する二宮金次郎は昔はよく、学校の門のそばに銅像があったものです。

  今でも古い学校はあるかもしれません。

  あんなことをしていたら、今では自動車に轢かれてしまうと

  子供心に思ったものです。

  このように「史実と違うこと」をきちんと踏まえた上で

  取り扱って欲しいと思います。

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