働き方改革で出来るもの 時間編 7


1 15:00に全校が帰るのは無理。

  それは「担任」によります。

  グダグダと帰りの会をやって「今日の反省」なんてやっているから遅くなる。

  僕は「全く意味なし」と思っています。

  もっというと「くだらない」とさえ思っています。

  そんな時間を取っても何も変わりません。

  帰りの会はできれば「さようなら」だけで良い。

  僕はほとんど「さようなら」だけでしたが何も問題はなかったです。

  帰りの会は20秒くらいで終わります。

  実践しているので「可能」です。

  授業の振り返りは毎日の「授業日記」でやらせます。

  子どもたちは早く帰りたくてたまらないのです。

  アメリカのように授業終了と同時にわっと教室を

  出て行くのが「憧れ」でした。

2  さて、15時に全校が帰れば、あとは教師の時間です。

  15時から静岡市の場合でいうと16:45まで

  1時間45分あります。

  ここを曜日ごとに決めます。

  もっとも大切な時間は「学級事務」です。

  テストの丸つけや、個々の把握、授業研究。

  学年会や職員会議より大切です!

  ただ休憩時間が入るので、会議は15:15からです。

  つまり下校から会議開始まで30分あります。

  ここをうまく使える人は

  「細切れの時間をつないでいくこと」ができます。

  月曜日  学級事務(必ず取り、他の会議を入れない)

  火曜日  学級事務または学年主任会など  

  水曜日  研修日(水曜日を研修日にしている学校が多いです)第4週は職員会議

  木曜日  職員打ち合わせ(夕打ち)16:15〜16:45

       それまで30分間の学級事務ができます。

  金曜日  学年会(次週の内容) なければ 学級事務 

 月曜日を「年休を取りやすい形」にしておくとブルーマンデーが

 少なくなるという実験があります。

 月曜日と金曜日を「3時に帰る体制」にしておくといいです。



  (続く)