働き方改革で出来るのもの 内容編 2


1 学年の裁量でできるもの

  社会科見学、総合的な学習の時間見学、理科見学、などの見学は

  打ち合わせや申し込み、日程合わせが難しいですが、子ども達にとって

  「体験活動」の楽しみを直に味わえるものです。

  私は学年主任の時に、「一ヶ月に一回は体験活動をしよう」と

  学年で出かけました。

  予算がないなら歩いて行けるところでもいいのです。

        地域の「自動車工場」でもいいです。

  学校のすぐ横にもありました。

  ゴミの焼却場。歩いて行ける距離にありました。

  その日はお弁当ですので、給食費が1日分浮きます。

  それを次の「見学のバス代」に回します。

  港へ行ったり、工場見学へ行ったり、史跡見学へ行ったり

  学年によって、いくところはいくらでもあります。

  静岡は「プラモデルの街」なので「ガンダム工場」へ行きました。

  子供達の目は爛々と輝いていました。笑。

2  個人の裁量でできるもの
 
  これはかなりあります。

  一つづつ見ていきましょう。

  まずは朝の会。述べた通りですが、一番重要なのは「健康」です。

  「具合の悪い人はいますか」

  今の親は共働きも多く、子どもが多少、具合が悪くても

  学校に来させてしまいます。

  聞くと「出る時には37度あっても母さんが学校に行けと言った。」と

  言う子もいます。

  結局、親を呼び出すことになるのですが、仕方ありません。

  ですから健康観察は必要です。

  後のものはいらないです。

  歌も、今日の目標も、先生の話もいらないです。

  目標など単なるうわべだけ、1年間のお姿(後述)を書けばそれでいいです。

  歌も話も「授業中」にしましょう。

  朝の会。

  おはようございます。

  具合の悪い人はいますか。


  1時間目。

  これで朝の会は終わりです。 

  (続く)