働き方改革で出来るのもの 内容編 4


1 個人の裁量でできるもの

  掃除:掃除場所が割り当てられます。

     担任はどこにいますか。

     全部の掃除場所を回るのは不可能です。おそらく「教室」の掃除を

     子どもたちと一緒にすると思います。

     掃除は人数が多いと、働きようがないのです。

     特別教室は2人で十分です。

     準備室はやらない方がいいです。

     ここは教科主任が日を決めてするのがいいです。

     (理科準備室、音楽準備室、図工準備室など、

       危険薬品、道具などがありますから)

     掃除の時に最初と最後、目当てと反省をするクラスがありますが

     僕は「無駄なことやってるなあ」と思います。

     どんどん掃除を始めた方がいい。

     「掃除は汚いところの見つけっこ」

     このことをクラスで話しておけばいいのです。 

     15分で全員が教室に戻っていること、が大切です。

2 給食時間をスムーズに、楽しく食べましょう

     こういうところにも「働き方改革」はできます。
  
     担任の食べる時間はおよそ10分くらいではないでしょうか。

     「早食い」ですが、仕方ないです。

     医者に「早食いしなように」注意されるのは教師だと

     聞いたことがあります。

     10分で食べて、残りの20分で、本読みカードを見たり

     宿題を見たりします。

     全員が、座っている状態で、かつ、管理ができて、

     担任が、子供がいるうちに時間を持てる唯一の時間です。

     これを「時短」に使わない手はないです。

     この20分をいかに使うかは「意識」の問題だと思うのです。

     (続く)