下の記事はある新聞の読者投書欄です。
「学校に行かないって悪いこと?」

結論を言います。

「悪いこと」です。

日本国憲法第26条第2

 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育受けさせる義務を負ふ。
 

学校教育法1章

第十六条 子女を使用する者は、その使用によって、子女が、義務教育を受けることを妨げてはならない。
 
様々な「解釈」があるのですが、
「学校に行かせる義務」と言うのは保護者にはあるのです。
「学校に行かなくていい」と言うのは法律違反。
もちろんフリースクールも学校として出席が認定されているところも
あるのです。

ですから「学校に行かなくていい」わけがないのです。
保護者にはそこがわかっていない。
集団生活を通して、「社会的な人格の完成」を目指さなくては
ならないのです。

私は34年間の経験の中で
「授業が楽しければ学校に来る」
ことを実感しています。
ですから不登校の子も、一回学校に来れば、その後は
毎日、きました。
なぜなら「楽しい」から。
一人だけ、不登校の子を受け持ったことがあります。

ぜひ、実践を検索し、不登校の子も来るような
楽しい授業をやっていただきたい。 

不登校はそんなに簡単なものではないことは
わかっています。
原因はその子の性格、それをつくった親の態度、
環境、友人関係、など多岐に渡ります。
でもいいんです。
簡単にしましょう。
「授業が楽しい」
学校に来ますよ。
友達なんていなくていい。

ちなみに私は「二分の一成人式」には
否定的です。

二分の一成人式について
http://pinokio.blog.jp/archives/71179196.html


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